近い将来地球が危ない!省エネが不可欠
現在の地球温暖化はこれまで以上に深刻な状況です。このまま地球温暖化が進めば、近い将来の生活が危ないかもしれません。ここでは、昨今の地球温暖化の状況や将来への影響、それに向けた対策などについて解説していきます。
目次
このままでは地球に人が住めなくなる?
最近の夏の暑さが、以前よりも厳しくなっていると感じている人は多いでしょう。実際に昔よりも気温が高くなっています。IPCC(気候変動に関する政府間パネル)の最新報告によると、過去5年間の気温は1850年以降で最も高かったということでした。
実際に20世紀までは、日本で最高気温が40度を超えることはほとんどありませんでした。それが近年では、40度超えが頻発しています。観測史上の上位5件の最高気温は全て2010年以降です。
また、地球の気温は2040年までに1850~1900年水準から1.5度上昇するとの見方を示しています。IPCCでは、さまざまな可能性を考慮して複数のシナリオを検討していますが、そのいずれの可能性においても地球の気温が1.5度は上昇すると予測されているということです。場合によっては、もっと高く上昇する可能性もあります。
さらに、地球の平均気温が上がることでもたらされる影響は、夏の暑さが厳しくなるだけにとどまりません。海水面の上昇や森林火災、集中豪雨などの異常気象を引き起こし、地球に人が住めなくなる可能性も出てきます。
どんな省エネを行えばいいのか
地球温暖化を防止するには、その原因となる温室効果ガスを削減する必要があります。そのためには、化石燃料の消費量を削減するしかなく、省エネが必要不可欠です。
一般個人はどうすればいいのか
我々一人ひとりが省エネに取り組む必要がありますが、夏場にエアコンを使わないわけにはいきません。少しでもエネルギーの消費を抑えるためには、扇風機との併用やカーテン、ブラインドを閉めて外気温を遮るなどの対策が効果的です。
それと併せて、使っていない部屋の照明をこまめに消すなどの対策も行っていきましょう。
企業に求められる対策
工場などでは、設備を稼働させるために大量のエネルギーを消費します。そのエネルギーのうち、再利用可能なものはできるだけ再利用することが重要です。例えば、設備を稼働させる際に発生する排熱を集めて再利用する排熱利用という方法があります。
排熱利用では専用の設備が必要になりますが、地球温暖化防止に加えて、工場のランニングコスト削減につながる可能性も高いです。
MDIでは「省エネ/排熱回収コンサルティング」のサービスを提供しておりますので、省エネを始めたい場合には、ぜひご相談ください。
まとめ
地球温暖化の問題は、今や赤信号とも言える状況です。このままでは地球に住めなくなってしまうため、何とかして温室効果ガスの排出を削減しなければなりません。個人も企業も、省エネを意識して対策に取り組みましょう。
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