蒸気用プレート式熱交換器
TS-M 蒸気を利用した流体過熱に
主に蒸気を加熱媒体とした流体加熱用に開発されたプレート式熱交換器です。
革新的な設計の伝熱板と特殊なガスケットの採用により、従来のプレート式熱交換器で蒸気加熱を行う際に問題となっていた被加熱側に急激な温度変化が求められる場合や、逆に2~3℃といった小さな温度変化にも効率よく対応でき、さまざまな運転状況の変化にもすばやく応答して、安定した熱交換を行います。
蒸気による過酷な運転に耐えうるよう熱疲労にも強い強固な設計で、耐久性に優れています。
また、蒸気用として広く用いられてきた多管式熱交換器に比べて非常にコンパクトのため、据付スペースが小さく、他の装置と組合せてモジュール化することも容易です。