ACシリーズ
冷凍サイクルの蒸発器として冷媒の蒸発効率を追及したモデル
銅ろう付タイプの中でも、冷凍サイクルの蒸発器として冷媒の蒸発効率を追及したモデルがAC(Alfa Chill)シリーズです。
独特の内部形状により冷媒の分配不良からくる熱交換能力の低下や液バックによる不具合を抑制し安定した性能をご提供します。
エコランサーシステム
アルファ・ラバルの研究開発部門は、BHE内部の冷媒分配に関して革新的な方法を開発しました。特許を取得した分配システム「EQ」により、蒸発器に流れ込んだ2相流体は混合された状態となり、流れが安定し、性能が向上します。AlfaChillシリーズ(AC10、AC30、AC70、AC120、AC230、AC500)を用いた蒸発器の性能は飛躍的に向上しました。
デュアレースシステム
アルファ・ラバルの特許技術である対角線フローを用いたデュアルサーキットは、プレスされたプレートにより形成されます。デュアルサーキットを用いたBHEは独立した2つの冷凍機回路に接続することができます。この特殊仕様により、それぞれの冷媒回路が水側と接するようになっています。一番の利点は、コンプレッサー1台のみが作動している時のような部分負荷時でも、水冷却が均一になり、性能を最大限ひきだせることです。アルファ・ラバルはこのデュアルサーキット( D Q )をAC-230やAC-500タイプに採用しています。